子供が発熱・風邪をひいたときの対処法は?コンビニで買えるアイテムも紹介!【乳児・幼児】
子供が急に発熱!そんなときどうしますか?
熱を出した時に限ってかかりつけのお医者さんが休みなんてこともあります。どうすればいいか、対処のポイントや近くのコンビニで買えるものなどをご紹介します。
また普段から準備していればすぐに対処することが可能です。役立つアイテムも一緒にご紹介しますので参考にしてみてください。
子供が急な発熱!どうすればいい?
慌てず子供の症状を確認
子供は大人と違って前触れもなく急に高熱を出したり、嘔吐したりすることが多々あります。親も突然のことに焦ってしまいがちです。初めての風邪ならなおさら。そういうときに限って「今日は仕事休めないのに…」とか「次の日に大事な用事が…」なんてことも。
ですが、今は冷静に子供にしてあげられることを考えましょう。
病院がやっている時間ならお医者さんに診てもらうことが最も確実です。しかし病院の待合室などにも様々なウイルスが蔓延している可能性も。さらに今の時期は特に新型コロナのこともありよりシビアに考えなくてはいけません。
まずはかかりつけの病院に電話で相談することをお勧めします。
かかりつけの病院が休みなどの場合
夜間やかかりつけの病院が定休日の場合はすぐに診てもらうことができません。
発熱以外に、食欲が無い・咳が止まらない・呼吸が乱れているいつもと子供の様子が違うようであれば、症状の重さによっては119番を呼ぶことも考えたほうがいいでしょう。
乳幼児の場合、熱痙攣(いわゆる「ひきつけ」)を起こすこともあり注意が必要です。熱痙攣をおこした場合はゆっくりと体を横に向けて寝るような姿勢にして、痙攣が何分続くか確認しながら救急車を呼ぶ準備をします。物を咥えさせることは間違いです。
なお緊急性は無さそうでも「どうすればいいか分からない」のであれば、いつでもオンラインで診療・相談することができるサービスもあるので利用してみてはいかがでしょうか?
自宅で安静にして様子見
お医者さんなどに相談して、子供の症状が安定してそうならば自宅で安静にして休ませてあげるのもいいと思います。
市販薬は6歳以上~
ちなみに6歳未満の児童・乳幼児には市販の薬を飲ませるべきではありません。子供の場合、薬ではなく「自分の力で治す」ことが重要とされています。
薬で治したい場合は医者に診てもらって薬を処方してもらってください。物にもよりますが、市販薬では基本的に6歳以上が対象になっています。
自宅療養のポイント
子供が風邪を「自分の力で治す」ために親が助けてあげられることは次のようなこと。
- こまめに水分を取る
- こまめに鼻水を吸う
- 部屋の湿度を上げる
- 身体が熱いときは冷やす
発熱がある場合はたくさん汗をかくため、体の水分が体外へ逃げて行ってしまいます。こまめに水分を摂らせてあげることで脱水症状などにならないようにしてあげましょう。
鼻水が多いと呼吸しづらく、苦しさで体を休ませられません。できるだけこまめに吸ってあげてください。呼吸が苦しそうなら上半身を少し上げてあげるのも効果的です。
部屋の湿度が低いほど咳や鼻水が出やすくなります。できるだけ部屋を加湿してあげることでこれらの症状を緩和し、喉を守ることができます。マスクをするのもいいでしょう。
熱が上がっているとき手足は冷えて、子供は寒がって震えます。この時は体を温めてあげてください。熱が上がりきると手足は暖かく、子供は震えなくなるので熱がこもらないように体を冷やしてあげるのが良いようです。ちなみにおでこを冷やすことはあまり効果が無く、脇や首元などを冷やしてあげると良いです。
◆6歳未満は薬を使わず、自分で治す。
◆発汗したら水分補給。呼吸がしやすいようにケア。
◆足震えていたら温める。手が温かければ体の熱を逃がす。
薬局やコンビニで買えるもの
これらのポイントを押さえた上で、薬以外のもので、薬局やコンビニで買えるものをご紹介します。
※なお本記事の情報が最新のものではない可能性もありますので使用される場合は商品の成分表などをよく読み自己責任でお願いします。
スポーツ飲料
経口補水液のほうが体への吸収性が優れていますが、水やお茶に比べればスポーツ飲料のほうが水分補給に適しています。
マスク
子供の喉を乾燥から守るため、買っておくと良いでしょう。ただし小さいお子様の場合は、マスクのせいで逆に呼吸困難になる場合もあるのでご注意ください。加湿器などがあれば無理にマスクをする必要はありません。
氷嚢・水枕
コンビニにはないと思いますが、薬局なら入手できます。しかし常温の状態で販売されていることがほとんどなので、すぐに使いたくても使えません。あらかじめ購入して冷凍庫に常備しておくことをおススメします。
熱さまシート
おでこに貼るのはあまり効果が無いようですが、脇などに貼るタイプも販売されています。氷嚢ほどではないですが、熱さまシートでも体の熱を逃がす効果はあります。
はちみつ
温かいお湯に溶いて飲ませると咳・痰に効果があるようですが、1歳未満は絶対にNGです。
普段から用意しておくと役立つもの
上記以外に、あらかじめ家に常備しておくと良いものをご紹介します。子供はいつ熱を出すか分かりません。急に体調を崩したときに慌てることが無いように備えておきましょう。
体温計
体温を測ることは体調管理の基本です。
毎日測っていれば体調不良のサインに気づきます。子供の様子で症状の重さを見ることはできますが、体温を測ることで定量的に判断することができます。
こちら、先が柔らかいタイプなので子供もあまり嫌がらずに測れます。
経口補水液
コンビニなどでは手に入りにくいので普段から常備しておくべきです。屋外で遊んで大量に汗をかいたときなど、脱水症状の対策にもなります。子供だけでなく大人も同様に使えるので常備しておいて損はありません。
鼻水吸引機
鼻水を吸ってあげる時に大変便利です。口で吸うタイプもありますがしっかり吸えないこともありますし、意外と使う機会が多いので電動のものを買っておくととても助かります。
加湿器
部屋を加湿するためにあると役立ちます。エアコンは除湿機能があっても加湿機能はない場合が多いです。加湿器の代わりに濡らしたバスタオルを干すというのも一つの手段ですね。